冬至の柚子

「ゆず」
もう準備されましたか?って、来年は冬至に合わせて柚子をお届けできるようにしていきたいと考えてます。

令和6年、新たな取り組みへ

じつは、移住してきてから毎年気になる柚子畑がありました。
どこにでも柚子の木はあるのですが、(収穫されない手入れされない柚子)
ここの柚子だけはとにかく気になって仕方ないところだったのです。
今年このゆず畑の柚子の木には、たくさんの実がなっていて
持ち主さんから「柚子採っていいばい」と連絡がありました。

ちょうど、霜が降りだし気温がグッと下がった頃で
柚子は霜にあたったり、雪にあたるとふやけだして傷んでしまうのです。
採るしかない!と、梯子を使い木に登り柚子の収穫。
傍から見たら、どうした?何してる?って感じの収穫姿でした。(笑)

気になって仕方なかったのは、この木の命だったのかもしれません。
何十年という長い年月を、大事に大事に手入れされてきたのが伝わってくるのです。
85歳になる持ち主さんでは手が届かず収穫できなくなってしまってて。
それでも、木の根元も畑もキレイに草むしりがされている。
この手入れが、柚子の木たちにはちゃんと伝わっているんだ!と肌で感じるのです。

剪定をすれば、いい柚子ができる。いえ、この木を残していかなきゃ!って。
命をつなぐと言ったら大袈裟に聞こえるかもしれませんが、
絶やしてはいけないように思えて限られた時間での収穫作業でした。

柚子の収穫が終わると、
「この柚子畑は、あんたに任せるばい。」
ありがたいのと同時に、柚子の木たちが私にまた何かを学ばせてくれるそんな気がしてます。
来年の冬至にはこの柚子で、「柚子湯」を楽しんで頂けることを目標として
やっていこうと思ってます。

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