過疎地の高齢者の運転

頭を悩ます問題のひとつと実感しました。
もうすぐ90歳になる義父が3月末から、ちょっとしたことで19日間入院。
特に大きなことも起きなくて、無事退院。
しかし、運転はどうするべき?と、今このタイミングがベストかもしれないと思い

帰宅したじいちゃんに
『車の運転は控えようね』と、すぐの返納とは言わずにいました。

『わかったばい』と言いながらも
調子が良くなったら乗ろうと思っていたと思う。
予感は的中し、2週間後に運転。

なんかあったら?と不安がよぎり
行ってる場所まで行く。
ここでも大きなことは起きなかったけれど、雨降りの運転が怖かったらしい。

やはり、ちゃんと話さなきゃと腹を決め
『もう運転はやめよう!
万が一なんかあったら?ガードレール突き抜けて川に落ちたら誰も気づかないよ』と。私の思いを伝えると

『心配させてごめんなさい。もう運転はせんばい』

過疎地の山の中。
車の運転ができなくなると自由がなくなる。どこに出かけるのも、一人で行って
食べたいものを買ってきたり、おみやげと言ってお菓子やアイスを買ってきてくれたっけ。

この話をした後から
グランドゴルフなどの送迎が始まった。

迎えが遅くなると、一人座って待ってる
その姿を見ると、切なくなる。かわいそうだなって、胸が苦しくもなる。
でも、これだけ高齢者の運転が問題になってることを考えると、
そうも言ってられない。

やめよう!というのは、いろいろな葛藤がある。言われる方も、辛いと思う。

いつか、これでよかったんだと思える日が来ると信じよう。

私が言うべきことだったのかな?と
思うけど、一番身近で見てるから私なんだろう。
実親だったら感じることは違ったのかもしれない。

きっと、同じようなことに頭を悩ましてる人がいるんじゃないかな?
と、思ってね。

少子化対策と同時に、高齢者の交通手段も考えてもらえないのかしら?と
ニュースで首相を見るたびに声にしてる。
高齢者だって、のんびり勝手気ままに出かけられたらいいいのにな~

自然豊かでいいところですが、市内までは15キロ🚙
過疎地の問題はたくさんあるのかもしれない。

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里山暮らし

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